第15回日本リーグ−MA2レポート−


はじめに
本レポートはMA2さんの日本リーグレポートを編集して掲載したものです。
MA2さん,臨場感あふれるレポート有難うございます。
2nd STAGEの報告も期待しています!

伊丹サーバーの実況写真は,紅菱会 牧田さん撮影,作成の力作です。
牧田さん,どうも有難うございます。

神戸のみなさんもフォームの参考になると思います,是非参照してください。

[12/11]12/9,10の実況写真!http://10.140.31.148/yo/nihon-league/ (伊丹サーバー)
[12/10]VS 島津製作所S1S2D
[12/ 9]VS NECS1S2D
[12/ 8]VS 朝日生命S1S2D


VS 島津製作所
三菱電機、島津製作所を2−1で下し、日本リーグ初勝利!

 	 島津製作所	 1vs2	 三菱電機
S1	 江川佑介	 36 67(7)	 有本尚紀
S2	 城間和人	 62 62	 滝沢剛人
D	 菊水健人・山本健太郎	 67(1) 46	 古村賢紀・長谷川寛

http://www.tennis.or.jp/jta/tonament/jitugyou/15jl/1210m.htm

-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-MA2-

2000-12-10 第3戦 VS島津製作所

三菱電機のオーダーは次のとおり。
1有本
2滝沢
D古村・長谷川

島津製作所のオーダーは次のとおり。
1江川
2城間
D菊水・山本

今日は三菱電機対島津製作所の試合が
まず2面進行で行われ、残った1面でNEC対朝日生命の試合が行われている。
TOP
S1
有本は、サーブ好調で大勢の三菱電機応援団(50〜60人!?)をうならせている。
ワンブレークとツーキープで3−1アップ。
しかし、有本の対戦相手の江川選手は、今回高卒で
新しい戦力として島津へ入社した強力新人。
ランキングこそJOP42位と有本より挌下であるが、
今回4社が京都市体育館に集まる中で、ダントツ
No.1のハードヒットストロークの持ち主だ。
とにかく、そのハードヒットが入ると有本も
振り遅れることしばしば。しかし、有本は、
厳しいショットは丁寧に踏ん張り、チャンスをみて
攻めるという形でポイントを重ねている。
しかし、江川選手は昨日、一昨日と比べて、あまり無理して
打つショットがそう多くなく、我慢してハードヒットができる
球がくるのを待っているように見える。
サーブは有本の方が格段上だが、キープを許し、3−2。
しかし、続く有本サーブ、2ndでもまともにリターンを
させること少なく、簡単にキープし4−2。
江川選手のサーブでは、ストロークのラリーが続くことが
多く、見ごたえがある。特に、江川選手のハードヒットは、
そのむちゃくちゃに振り回す打ち方と、そのスピードに
敵ながら、見ていて気持ちがいい。

その後キープキープが続き、5−3アップとして、
江川選手のサーブを再度ブレークに成功し、6−3で
1stセットを取った。
----------
一方有本はキープを楽にするもののブレークにてこずり、
キープキープが続き、3−3。
----------
有本の方は、有本サーブでいきなりリターンエースを
許し、アドバンテージレシーバーという苦しい展開。
しかし、2ndサーブを押し込み、リターンミスさせ、
デュース。少しずつ、江川選手もリターンがあってきている
ようだ。しかし、有本は外へ逃げるスライスサーブで
アドバンテージサーバー。続くサーブは、スピンサーブで
サービスダッシュし、簡単にボレーを決め、キープに成功し、
4−3アップとした。

続く江川選手のサーブ、有本のリターンミスが多いのが
気になる。はたから見ているとそう厳しそうなサーブに
見えないのだが、微妙に変化しているのだろうか。
3度か4度のデュースがあったが、有本のミスが立て続き、
キープを許し、4−4。

続く有本サーブ。そのブレークができそうでできなかった
いやなムードをかき消すような強烈なフラットサーブで15−0。
続くポイントはサービスアンドボレーで30−0。
続くポイントはアプローチから厳しいボレーでイージーボレーを
決め、40−0。そして、サービス&スマッシュで簡単にキープし、5−4アップ。

続く江川選手のサーブをブレークしたいところだが、長いラリーの末、有本ミスで、15−0。
続くポイントは、ラリーの末、江川選手のあのハードヒットがストレートに炸裂し、30−0。
そして、簡単に2ポイント連取して、キープされ、5−5。

続く、有本サーブ、本当に気持ちいいセンターへのフラットノータッチ
エースで15−0。続くポイントも連続でリターンをさせず、40−0。
続くポイントはサービス&ボレーで簡単に決め、キープし6−5。

続く江川選手のサーブをブレークしてゲームを決めたい。仮にキープを
許し、タイブレークとなるといくら圧倒的なサーブを持つ有本と
言えどもどうなるかわからない。そして、そのタイブレークを取られると
島津としても俄然盛り上がってくることだろう。

ちょうど隣のコートで古村のサーブからダブルスが始まった。

江川選手のサーブ、ブレークするには非常に大事なファーストポイントを
奪ったが、続くポイントリターンミスで、15−15。
続くポイント有本が振られてやっとループ状にフォアハンドスライスで
返すボールをなんとロングハードヒットドライブボレーエースで30−15。
しかし、続くポイントを取り返し、30−30。
続くポイント、長いラリーの末、江川選手のハードヒットが
ネットに突き刺さり、30−40でついにマッチポイントを迎える。
そして、これまたラリーが続き、どのような展開になるのかと見守ったら、
今度は、江川選手のハードヒットが決まり、デュース。
マッチポイントを奪われてからでもこういうショットを打ってくるのだから
さすがである。
続くポイントも長いラリーの末、江川選手は我慢に我慢を重ね、ゆるく
アングルにスピンでストロークをし、有本をコートの外に追い出す。
有本は追いついてフォアハンドスライスでストレートに打つが、
ネットし、アドバンテージサーバー。
続くポイント、有本のアプローチ対して、パスがアウトし、再度デュース。
続くポイント、ラリーの末、有本がフォアハンドドライブでアプローチするが、
サイドライン際ジャストアウトし、またもやアドバンテージサーバー。
しかし、江川選手ここでまさかのダブルフォルトでデュース。
そして、またもや長いラリーの末、江川選手のボールがネットインして、
これはチャンスボールかと思ったが、有本慎重にストロークを重ね、
数球のラリーの後、江川選手のストロークがアウトし、アドバンテージ
レシーバーで再度のマッチポイント。
しかし、続くポイント打ちにいったリターンがアウトし、デュース。
そして、続けて2ポイントをリターンアウトし、キープを許してしまい、
6−6でタイブレークに突入してしまった。

試合の全内容を実況中継するのは大変なので、要所だけと思い、
そろそろ有本が勝ちを決めるゲームであろうと、キーボードを
打ち始めたのだが、数度のマッチポイントを得るものの、
試合を決められない。おかげで試合を見ながら
キーボードを必死の速度で打ち込む我が腕は腱鞘炎にでも
なりそうだ。腕が疲れてきた。しかし、ここは緊張の
タイブレーク、実況中継をしないわけにはいかない。
リアルタイムで内容を送信していないし、2面進行だし、
新ノートPC導入の成果で電池切れの心配はなさそう。
(Crusoe効果か!?)
※Crusoe:最近台頭してきた米トランスメタ製(Intel製でない)、
省電力設計のCPUの名称

サービス&ドロップボレーで1−0とするが、ボレーアウトを含め
2ポイント連取され1−2。続くポイント、ボレーをイージーミスで
アウトし(この場面だから出てしまったのであろう)、1−3。
いやな展開が続く。
しかし、続くポイント鮮やかなサービス&ボレーが決まり、2−3。
続くポイント、アプローチからアングルボレーを打って、
やっと江川選手が返球したボールをなんなくオープンコートにボレーし、3−3。
コートチェンジし、アプローチからボレーでポイントを奪い、
4−3。続くポイント、サービス&ドロップで5−3。
非常に緊迫した場面だ。
続くポイント、有本サービスダッシュをし、江川選手のゆるいストレートへの
リターンを有本見送る。しかし、ベースライン際にぽとりと入り、リターンエースで5−4。
有本「取れるだろう!」と吠える。
続くポイント、積極的にリターンダッシュするが、江川選手のパスが決まり、5−5。
ストロークの末、有本のストロークがアウトしてしまったかという
ボールがオンラインで、江川選手の返球がアウトし、6−5でマッチポイント。
しかし続くポイント、有本のボレーを江川選手厳しいパスを打ち込み6−6。
コートチェンジし、続くポイント、得意のサービス&ドロップ
だったが、江川選手、いい読みでダッシュし追いつき、
ストレートへのパスエースで、逆に6−7ダウンでセットポイントを奪われる。
続くポイント、二人がネット際に詰め寄る展開になったが、
江川選手のコースを狙ったゆっくりなショットがライン際
サイドアウトし、7−7。観客席からはどよめきがもれる。
続くポイント、この場面で、有本ストロークドロップショットを放つ。
懸命に江川選手は取りに行くがノットアップで、8−7。
またもやマッチポイント。
有本、サービスエースが欲しいところだが、ファーストが入らない。
続く2ndも積極的にサービスダッシュをする。江川選手のリターンが
ネットイン。有本懸命に反応し、ボレーを返球する。
甘いボールとなってしまい、江川選手はパスを放つ。
しかし、わずかにサイドにアウトし、ついにタイブレ9−7で
トータル6−3、7−6で勝利を収めた。
TOP
S2
滝沢、いい形でラリーはできているものの、最終的に押される場面が多く、1−4ダウン。
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一方、滝沢の方は2−5ダウンで城間選手のサーブという苦しい展開。
サーブをやっと返したやや甘い球を打ち込まれてアプローチされ
簡単にボレーを決められ、40−0。
続くサーブも滝沢リターンできず、2−6で1stセットをとられてしまった。
2ndセットに入っても0−2ダウン。
しかし、滝沢も徐々に考えてプレーをするようになってきており、
左利きの城間選手のバックへ丁寧にボール集めいい形で
ポイントも取れるようになってきていた。
続くサーブをキープし、1−2。
しかし、いい形にはなってきているものの、そこで滝沢の凡ミスが出たりして実にもったいない。
自分のミスを減らして相手に無理してミスをさせるような展開に
もっていければ、勝機もみえるような気がする。
続く、城間選手サーブ。左利きから繰り出すサーブに滝沢の
リターンが3本とも返らず、40−0。続くサーブもイージーボールが
返るだけになってしまい、簡単にキープを許し、1−3ダウン。
その後キープキープが続き、2−4。
続く滝沢サーブ、リターンミスを誘い、40−15とするが、
挽回され、ブレークを許してしまい、2−5ダウン。
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滝沢の方は、城間選手のサーブ。なんとかブレークしたいところだが、15−0。
しかし、サーブ&ボレーに対し、丁寧にボレーを打たせて、
ミスを誘い、15−15。しかし、続くサーブいきなりノータッチのエースで、30−15。
そして続くサーブも左へ切れるスライスサーブでノータッチエースで
40−15。そして、続くサーブも右サイドへフラットのサーブが
またまたエースで、残念ながら、2−6,2−6で敗退した。
TOP
ダブルスの方は、非常に高いレベルでキープキープが続き、5−4アップ。
続く菊水選手のサーブ、古村のリターンアウトで、15−0。
続くポイント、ファーストボレーの後、長谷川のストレートへの
バックハンドストロークがエースで決まり、15−15。
続くポイント、センターへのスピンサーブを古村がリターンするが前衛に浮き、30−15。
続くポイント、ボレー対ストロークの展開となるが、長谷川側サイドに
振られたボールを長谷川がアングルへバックハンドスライスを打つが、ネットし、40−15。
続くポイント、古村のリターンがネットインして、ボレーができず、40−30。
菊水選手は左利きで、大きく左へ逃げるサーブがいかにも
リターンしづらそう。残念ながらそのままポイントを取られ、キープを許し、5−5。

続く長谷川サーブ、センターへのノータッチエースも含め、簡単にキープし、6−5アップ。

続く、山本選手のサーブ、古村のリターンが沈み、長谷川が
ポーチに動いたところをストレートにボレーされ、懸命に古村追うが届かず15−0。
続くサーブを長谷川リターンできず、30−0。
古村リターンを沈めて、ボレーできず、30−15。
長谷川も古村に続いていいリターンで、30−30。
続くポイント、ゆるいボールを古村うまくコントロールできず、40−30。
続くポイント、長谷川のリターンを厳しいところにファースト
ボレーしようとして、ネットしてデュース。
続くポイント、古村のフォアへ逃げるいいスライスサーブで
アドバンテージサーバー。続くポイントも長谷川バックの
コーナーにオンラインでサーブが入り、6−6でタイブレークに突入した。

古村サーブ、浮いたリターンをストレートにファーストボレーし、1−0アップ。
菊水選手サーブ、センターへの左利きからのスライスサーブで
長谷川の体正面に食い込み、リターンできず、1−1。
続く、古村リターン、ネットすれすれへのゆるいリターンを
山本選手アングルへ打とうとして、ネットして2−1アップ。
続く長谷川いいサーブが入り、3−1。
そしてもう1本いいサーブが入り、4−1。
続く山本選手のサーブ、ダブルスらしい、ボレーボレーの
展開から、古村のハイバックボレーが決まり、5−1でコートチェンジ。
続くサーブも古村リターンが沈み、6−1でセットポイント。
続いて、古村のいいサーブが入り、リターンが長谷川へ浮き、
7−1でタイブレークを制し、セカンドセットに突入した。

その後山本選手のサーブのブレークに成功し、長谷川の
トリッキーな背面ファーストボレー(体の後ろから左側にラケットを
出して打った)でポイントを重ね、流れを作って、キープして、
3−1にした。この背面ボレーが入ったときは、観客席からは
どよめきとともに大きく盛り上がる。

後で長谷川に聞いた話だが、「本当は前でしっかりバックボレー
しなきゃいけないんですよね。」と反省。でも、格好よかった。

続く菊水選手のサーブをデュースにまで追い込むが、残念ながら、ブレークできず、3−2。

その後キープキープが続き、5−3アップで、菊水選手のサーブ。
長谷川のファーストボレーポーチが決まり0−15。
しかし、続くポイントファーストボレーの後、長谷川のフォアハンドストロークアウトで、15−15。
続くポイント古村のリターンが厳しく甘いボレーとなって、古村が
ストレートへアタックするが、山本選手きれいにブロックし、30−15。
続くポイントも長谷川のストレートへのアタックをやっと山本選手は
返球したのだが、それがぼてぼてとなって長谷川取れず、40−15。
続くポイントもリターンが甘く、サーブをキープされ、5−4。

続いて、古村サーブ。きっちりとキープをして、日本リーグ初の勝利へ結び付けたい。
変に勝ちを意識したりしなければ、いいのだが、という心配をよそにきっちりボレーを決め、30−0。
続くサーブもリターンミスを誘い、40−0。
トリプルマッチポイントだ。
そして、今大会の古村の好調さを物語るようなセンターへの
ノータッチでエースを奪い、7−6,6−4で勝負を決めた。

今思えば朝日生命戦で勝てていたらという気持ちもよぎるが、
残留のための一番のキーの試合となる、島津製作所戦を制したのは大きい。
京都でのファーストステージはこれで終えるが、続く、新横浜での
セカンドステージでは、さらに頑張りたい。

声援のメールを送ってくださった皆様、各方面から声援を送って
いただいた皆様、そして、会場まで足を運んで一緒に緊迫した
試合を盛り上がりながら応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

セカンドステージは、1/25から新横浜国際プールテニスコートで
実施されますので、今後ともご声援よろしくお願いします。

なお、以下HPにファーストステージの全試合の結果がアップされていますので、ご覧ください。
http://www.tennis.or.jp/Jta/tonament/jitugyou/15jl/siaitop.htm

また、応援に来ていただいた紅菱会の牧田さん、撮影、作成の
以下HPに写真がアップされていますので、ご覧ください。
http://10.140.31.148/yo/nihon-league/(社内からのみ)

MA2
TOP
VS NEC
三菱電機のオーダーは次のとおり。
1有本
2松岡
D古村・長谷川

NECのオーダーは次のとおり。
1石井
2小野田
D松下・原田

今日のNECもすごい顔ぶればかり。
要項に記載されている各選手の内容を少し紹介すると
JOP3位の石井弥起。
JOP14位の松下晃。
小野田選手は、JOP15位。
JOP41位の原田夏希。
TOP
S1
続いて、有本の試合が12:20ごろから始まった。
有本サーブから試合が開始。1stサーブフォルトするものの
2ndサーブでいきなりノータッチエース。
相手はJOP3位で、有本はJOP13位(どちらも要項上)で
有本にとっても格が上の相手。しかし、過去の対戦でファイナル
セットにも入ったことがあるという。とにかくがんばってもらいたい。
----------
有本は、簡単にキープした後、ブレークに成功するが、
自慢のサーブアンドボレーのボレーが甘いことが
多くブレークバックをすぐさま許してしまい、2−1。
しかし、再度ブレークに成功し3−1。
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有本は昨日に比べてサーブが好調に感じるが、2ndサーブでは厳しい
リターンをされ、ファーストボレーが甘くなり、またもやブレークされ、
3−2アップ。
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シングルスの相手の石井選手は、激しいハードヒットがあるわけではないが、
じっくり構えたところから、実に正確にパスを打ってくる。サーブも
速さよりも正確さ重視のような感じで、コーナーをついてくる。
簡単にキープを許してしまい、3−3。

今日は土曜日ということもあって、三菱電機の応援も多数きていただいている。
その数30名前後か。

有本は続くサーブをきっちりキープし、4−3アップ。
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石井選手キープで4−4。
有本のいいサーブが入るが、いいボレーを打とうとしすぎて、ファーストボレー
アウトで、0−15。続くポイントはリターンエースを食らい、0−30。
いいサーブで1本挽回するが、ブレークを許してしまい、4−5。
続くサーブをキープされ、4−6で1stを落としてしまう。
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有本は、コースを打ち分けてくるサーブに苦労し、簡単に
キープされ、有本はやっとキープするという苦しい展開が
続く。
有本サーブに対するリターンを無理せずとにかく沈めてきて、ボレーが
甘いという展開が多く、2−2からついにブレークを許してしまう。
----------
一方有本の方は、その後もキープキープが続き、3−4ダウンで、
石井選手のサーブ、サービスアンドボレー2本で簡単に30−0。
リターンの後、石井選手アプローチアウトで、30−15。
有本の強いリターンに対し、少々無理した感じ。
続くポイント、石井選手のラッキーなネットインで、40−15。
ブレークの糸口がつかめない。キープを許し、3−5ダウン。

有本いいサーブが入り、イージーボールを決め、15−0。
いいサーブ2連続で入り、40−0。
有本サーブの後、ボレーをロブで抜かれ、追いついて、又抜き
ショットを見せるが、惜しくもサイドライン際ジャストアウト。
しかし、いいサーブが入り、キープし、4−5。

とにかくなんとかブレークしなくてはならない。
コートチェンジでベンチコーチの松岡さんも必死にアドバイスを
送る。

石井選手のサーブ、2ndサーブながらも体正面に打たれ、リターンできず、15−0。
続くサーブも厳しく触るのがやっとで30−0。
そして続くサーブもラケットにかするだけ。そう、早いサーブには
見えないのだが、とにかくリターンがしづらそう。
40−0からリターンを沈め、ボレーがアウトし、40−15。
そして最後もセンターにラインの外側にかかるサーブで
ノータッチエースで残念ながら4−6,4−6で敗退した。
TOP
S2
11時過ぎに松岡さんサーブから試合開始。
ついに松岡さんの登場である。
しかし、初めての日本リーグということもあってか、少々動きが
固い。圧倒的に強い相手に対して、残念ながら
ほとんど一方的な試合展開で打ち込まれ0−4となった。
いつもの松岡さんなら、ループ状のボールを混ぜて早いボールでの
打ち合いから緩急を取り混ぜたりするのだが、残念ながらその
ループ状のボールが思いっきりたたかれてしまっている。

とは言えなんとか流れを変えたいところである。
松岡さんがサーブに入ろうとした時、流れを変えるきっかけと
なるであろうか、あることが起こった。
ベンチコーチに入っている村田さんの携帯電話の
着信音が静けさの体育館に響き渡ったのだ。
元々ベンチコーチに入る予定のなかった村田さんは、
つい電源を切るのを忘れていたのであろう。
しかし、それが流れを変えるにはいたらず、そのまま
0−6で1stを落とした。

2nd0−2で松岡さんサーブ。15−0から相手のバックハンド
スライスのリターンダッシュをフォアでパスして0−30。
続くポイント、ラリーの末積極的に松岡さんは前に出るが、
フォアのアングルパスを打たれ、15−30。
続くポイントを小野田選手のミスで15−40で初めての
ゲームポイントを得た。そこで松岡さんのいいサーブが
入り、リターンはアウトし、ついにゲームを奪って、
1−2とした。

しかし、その後も小野田選手の攻撃的なテニスは休むことは知らず、
1−5ダウン。しかし、再度松岡さんのサーブでデュースを奪い、
ゲームポイントも得たが、リターンエースで挽回され、
結局、そのまま、ブレークを許し、0−6,1−6で敗退した。

もう少し遅い展開でラリーがつながれば、また違っていたのだが、
ほとんどライン上におちるループボールに対してもほとんど
エースにちかいストロークを放ってくる。ラリーも終始先に
攻撃され、松岡さんのいい部分をだせないまま、終わってしまった。
やはりJOP15位ともなってくるとレベルが違ってくる。
今回コートサーフェースが早いというのも松岡さんにとっては
悪条件だった。
TOP
今日は、日本リーグの試合の終了後、ジュニア向けのテニス
教室を日本リーグ選手が手伝うということで、昨日と違って、
2対戦を3面進行で実施する。
そういうわけで長谷川・古村のダブルスも有本のコートの隣の
コートで12:30ごろから試合を開始することになった。

ダブルスは古村のサーブからで簡単にキープ。
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両方を同時に見るのは難しい。ダブルスは、キープキープで
1−1。しかし、ノートPCのバッテリのことを考えるのであれば、
助かる。
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長谷川サーブはデュースになるが、いいサーブ2本でキープに成功し、
2−1アップ。
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ダブルスは、古村のリターン好調でバックハンドのストレートリターンも抜け、
ブレークに成功し、3−1アップ。続く古村サーブもきっちりキープし、
4−1アップ。
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一方ダブルスは、長谷川サーブをブレークバックされ、4−3。
その後キープを許し、4−4となった後の古村サーブ。
0−40までいったが、なんとか踏ん張って、キープに成功し、
5−4アップ。
その後もキープキープが続き6−5。
----------
ダブルスはキープされ、6−6でタイブレークに突入。
古村いきなりダブルフォルトで0−1。
松下選手のサーブを長谷川リターンアウトで0−2。
古村リターン沈むが、ファーストボレーをストレートに
流され、0−3。1ブレークとは言え、0−3となると
相当流れ的にはやばい感じだ。
続く長谷川サーブのリターンが2本とも浮き2−3へ挽回。
原田選手のサーブをリターンの後、最終的にボレーを
打ち込まれ、2−4でコートチェンジ。
古村のストレートへのリターンにしっかりとボレーができず、
3−4に追いつく。古村サーブ、ストレートへのファーストボレー
からオープンコートへボレーを決め、4−4。
続くポイントも古村のアングルボレーが成功し、5−4アップ。
長谷川ストレートへのリターンで、前衛ボレーできず、6−4で
セットポイントを迎えた。
松下選手ファーストサーブフォルトするもののセカンドで原田選手が
ポーチでアングルに決め、6−5。
長谷川がサーブ&ファーストボレーの後、ストレートへのストロークを
古村が正面に来ながらも、前衛に向けボレーをコントロールし、
それが、前衛に対するボディーアタックとなり、7−5でタイブレークを
制した。
----------
一方ダブルスの方は、キープキープでゲームが進み、3−4ダウン。
長谷川サーブ、ファーストボレーミスで、0−15とするが、すぐに追いつき
15−15。しかし、リターンが沈み、15−30。
続く原田選手のリターンが浮き、長谷川ウォッチするが、ベースライン際に
落ち、15−40でブレークポイント。
長谷川の厳しいファーストボレーが深くライン際に入るが、そのロブが古村
頭上ラケットトップをかすめブレークを許ししてしまい、3−5ダウン。

続く松下選手のサーブは簡単にキープし、2ndセットを取られてしまう。

ファイナルセット古村、長谷川のサーブを立て続けにブレークされ、
0−4ダウンの厳しい状況。
とりあえず、しっかりキープして、流れを変えたいところだが、
古村サーブ、3本のダブルフォルトを含め、厳しい展開でデュース。
ファーストボレーをイージーミスして、アドバンテージレシーバー。
原田選手のリターンがネットインして、イージーボールを古村が
ボレーで決め、デュースに戻す。
しかし、続く松下選手のリターン厳しく再度アドバンテージレシーバー。
続くポイント、原田選手のリターンをしっかりファーストボレーするが、
古村、長谷川間をストロークでエースで抜かれ、再度ブレークを
許し、0−5となってしまう。

1stセットはいい流れできたのだが、やはり、力の差があるのか。。
個々の技術面もさることながら、相手の方が、サインプレー等で
ポーチに出たり出なかったりでダブルスとしてのポイントのとり方が
できていたような気がした。
そのまま、サービスキープを許し、残念ながら7−6,3−6,0−6で
敗退した。
一時、有本4−3リード、古村・長谷川4−1リードという場面があった。
もしかしたら三菱電機大金星なるかという期待も持ったが、終わってみると
やはりNECは強かった。NECに対してもある程度頑張れるという
試合はできたが、残念ながら、勝つにはもうひとつ足りなかった。

明日は、日本リーグ残留に向けて勝負どころの島津製作所である。
このレポートは後日送付させていただきます。
TOP
VS 朝日生命
三菱電機のオーダーは次のとおり。
1有本
2古村
D長谷川・滝沢

対する朝日生命のオーダーは次のとおり。
1山本
2高田
D立見・坂口

TOP
S1
すぐさま同じコートでウォーミングアップの後、
有本と山本選手の試合が始まった。
山本選手はあの有名なプロの山本育史である。

有本サーブで試合が始まるが、山本選手は、あの有本の
サーブをいとも簡単にリターンする。試合開始直後で
有本も固く、ブレークを許し0−1としてしまう。

山本選手は、破壊的なストロークがあるわけでは
ないが、ある程度のスピードで実に丁寧にボールのコースを
打ち分けてくる。有本も懸命に食らいつくが、ストロークを
打ち合っていると、先に振られて、甘いボールとなってしまう
展開が目立つ。
有本のサーブやアプローチに対しても少しでも甘いと、
正確なパスを放ってくる。

その後サービスキープが続き2−3とする。
----------
2−3の後、ブレークバックに成功し3−3とするが、
神がかり的なパッシング2本を含め、再度ブレークを
許してしまい、3−4とする。

すみませんが、ここで電池切れ。
たまにちょっとずつのご報告のみとさせていただきます。
残念ながら観客席にコンセントはなく、コンセントの
ある場所からは試合が見えません。

キープ、キープが続き4−6で1stセットダウン。
続く2ndも3−3までキープキープが続くが、
またもや神がかり的パスが決まり、ブレークを許し、
3−4としてしまう。
----------
その後もキープキープが続き、惜しくも4−6、
4−6で敗退。
途中、有本の鮮やかなボレーや日本人離れした
ジャンピングスマッシュなども炸裂し、
ブレークポイントを何度か握るが、2ndでは
ブレークをすることができなかった。
山本選手も終盤サーブも好調で有本に勝るとも
劣らないサーブを正確にコーナーに決めていた。

これでシングルスは1−1である。
続く、長谷川・滝沢のダブルスに期待したい。
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S2
11時過ぎからS2の試合が高田選手のサーブからスタート。
スタートから、古村はかなり集中した様子で凡ミスも
少なく、相手のサービスダッシュに対して、丁寧に
リターンを沈めいきなりブレークに成功。
続く古村のサーブはリードされる場面もあったが、キープし
2−0アップ。
しかし、その後、キープキープが続き4−2アップで
高田選手のサーブ。

京都市体育館のコートは、体育館の板張りの上に
ラバーマットを貼ったコートで
ボールの球足は非常に早い。古村のストロークは弾んでから
いい伸びを見せ、ストロークでは打ち勝っているように感じる。
デュースに持ちこむ。ここでブレークに成功すれば、
1stセットを非常に有利な形で進められるのだが。。
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残念ながらブレークすることができず、その後も
キープキープが続き、5−4アップで古村サーブを
きっちりキープし、6−4でファーストセットを
取ることに成功した。

2ndセットは立ち上がりが重要である。1stセットは
ゲーム開始直後のゲームでブレークに成功したが、
その後は、古村のリターンを見てか、高田選手は
サービスダッシュをしなくなって、きっちりと
キープしている。
お互いにしっかりキープすることをベースにいかに
チャンスを生かしてブレークに成功するかが
勝敗を分ける鍵になりそうだ。

最初の高田選手のサーブは簡単にキープされる。
続く古村サーブは3度か4度のデュースをしのぎキープ。
いい流れのまま続く高田選手のサーブをリードで進め、
ブレークポイントを高田選手がバックハンドスライスを
ネットしブレークに成功し、2−1アップ。
試合の流れは古村ペースで高田選手の顔色もさえない。

古村サーブは、いいサーブの連発で簡単にキープ。
続く、高田選手のサーブは、試合の流れを象徴するかの
ような高田選手のミスが連発して15−40。
しかし、高田選手のアプローチに対して古村は十分なパスの
体制に入れず、手打ちになってアウトし30−40。
2連続いいサーブがはいりアドバンテージサーバー。
しかし、数度のストロークの末、古村がフォアハンド
ストロークをネットし、残念がならキープを
許してしまう。ここをキープしていれば、4−1アップと
なっていただけに、このゲームの意味は大きい。
流れが傾かなければよいのだが。。
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続く古村のサーブを簡単にキープし、4−2アップ。
高田選手のサーブ、30−15から古村のフォアハンド
アングルパスが決まり30−30とするが、
続くポイント高田選手のバックへのアプローチが厳しく、
返すだけの返球となってしまい、ボレーで簡単に決められ、
40−30。
しかし、高田選手のミスが立て続いて、3ポイント連取で
またもやブレークに成功し、5−2アップ。

ドローに選手のRecordやランキングが書いてあるのだが、
確認すると高田選手はJOP27位で今年の国際大会の
複(サニックスフューチャーズ)で優勝。関東オープン
単でも今年優勝という現役ばりばりの選手。

そういう選手に対して、コートのサーフェースも古村に
あっているのだろう。有利な展開で試合を進めている。

続く古村サーブで試合を決めたいところ。
2連続でいいサーブが入り、30−0。
しかし、勝利を意識してか、そこから挽回を許し、
この試合初めてのブレークを許してしまい、5−3アップと
なった。

高田選手もさすがである。瀬戸際まで追い込まれてから
開き直ったのか、落ち着いたプレーを取り戻し、
丁寧なプレーで古村にミスを誘い、簡単にキープし、5−4
とした。

続く古村サーブ。30−0とした後、いいサーブが入り、
リターンアウトで40−0としトリプルマッチポイント。
もちろん古村はノータッチのエースを狙ったに違いない。
しかし、1stサーブはネットし、このポイント取られ、
40−15。続くポイントもラリーの末、古村の
ストロークがボール1個のジャストアウトをし、40−30。
続くポイント積極的に前に出るが、パスが沈み、ボレーネット。
デュースとした後、高田選手のアプローチに対して、
バックのストレートへのパスが決まり、アドバンテージ
サーバーで再度のマッチポイントを握る。
ラリーが数球続き、高田選手のフォアハンドストロークが
ネットに引っかかり、6−4、6−4で古村の
勝利が決まった。
TOP
坂口選手のサーブから試合開始。
長谷川、滝沢のリターンエースで、いきなりブレーク。
その後キープキープが続き、2−1アップで滝沢サーブ。
どうやってキープしたのかわからないが、
観客席に戻るとすでに、キープ。いとも簡単にキープした模様。
続く坂口選手のサーブもキープされ、3−2アップ。
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続く長谷川サーブはダブルフォルトもあったが、硬くキープし、4−2。

立見選手のサーブに滝沢はリターンが合わず、キープを許し4−3。

続く滝沢サーブは、リターンが合ってきたのか、鋭いリターンが続き、ブレークバックを許してしまい、4−4。

坂口選手のサーブも序盤と違って少し伸びが出てきたか、簡単にキープし、4−5。

この終盤にきてきっちりとキープができるだろうか。
しかし、その心配もよそに長谷川はサーブ好調で簡単にキープし、5−5。

続く立見選手のサーブは滝沢も徐々にリターンが合ってきてはいるものの簡単にキープを許し、5−6。

続く滝沢サーブ。厳しいリターンが続き30−40。
続くサーブもリターン沈められ、1stボレーアウト。
残念ながら再度ブレークを許し、5−7で1stセットを取られてしまう。
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2ndに入ってお互いキープキープが続き1−2。
続く滝沢サーブは、長谷川のワンスイングです。
と主張する神がかり的ボレーが決まり、滝沢もボレーをうまく沈め、キープし、2−2。

続く坂口サーブを長谷川の鮮やかなストレートリターンエースと
続けて滝沢のバックハンドリターンが沈み、ブレークに成功し3−2アップ。
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3−2アップから長谷川サーブ好調で40−0。
しかし、鋭いリターン等で挽回され40−30とするが、再度、センターにいいサーブが入り、キープし、4−2。

続く立見選手サーブ。0−30として、これはまたブレークかと思わせるが、挽回し、30−30。
しかし、滝沢リターン、長谷川リターンと沈み、1stボレーミスを誘ってブレークに成功し、5−2とする。

滝沢サーブ、何度かデュースとなるが、キープに成功し、6−2で2ndを取り、1−1とし、
ファイナルセットインとなった。

隣のコートでは、NEC対島津製作所の試合が早々に3−0でNECが勝利し終了した。

あ〜、もう試合が始まった。ここから試合の様子は見えないが、声は聞こえる。2分間しっかり休んで
くれればもう少し、試合以外の内容もレポートできるのだが。。

ファイナルセット、相手は坂口選手でなく、立見選手からサーブを始め、キープキープで1−2。
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滝沢サーブ、残念ながらブレークを許し、1−3。
なんとかブレークバックして欲しい。

しかし、続く立見サーブはキープを許し1−4。
苦しい展開が続く。

島津の選手たちは早々に試合会場を後にしたようだが、NECは我々の試合をそのまま見守っていた。

長谷川サーブ15−30でかなりやばい展開だったが、2連続でいいサーブで40−30とする。
しかし、40−40からリターン&1stボレーポーチを決められ、レシーバー。しかし、デュースに戻し、
滝沢へのストレートリターンを滝沢がしっかりブロックし、サーバー。
しかし、リターンダッシュをされ、ボレーが浮き、再度デュース。
これをブレークされたらかなりやばい展開であったが、なんとかキープし、2−4。

レポートを書いているうちにポイントは進み、坂口サーブは、40−0。残念ながらその内容はわからない。
長谷川のストレートリターンと、相手の1stボレーミスで40−30。
続くボレーボレーを最後滝沢のボレーで制しデュース。
しかし、滝沢リターンアウトでサーバー。
残念ながら続くポイントも取れずキープを許し、2−5。
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滝沢サーブ残念ながらダブルフォルトを含め簡単に0−40。1ポイント返し、15−40とするが、
残念ながら、滝沢のボレーアウトし、5−7、6−2、2−6で敗退した。

この後、会場では練習ができる。
NECは我々の試合を見守っていたというより、練習ができるのを待っていたような感じ。
自分も練習をしたいので、今日のレポートはこれで終わりにさせていただきます。

本日暖かい声援の返信を下さった何名かの方々。
どうもありがとうございました。
明日はさらなる強敵NECとの対戦となりますが
また頑張りたいと思います。

それではまた明日。

ただし、明日は会社に居る人も少ないであろうから、実況中継はやめにして、
じっくりと試合を見たいと思います。
電池が切れた後は、一度も座って観戦できていないので、少々疲れました。
しかも観客席とコンセント間を行ったり来たりですし。。
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